2015-01-01から1年間の記事一覧

淡々と

2015年は変化の年だったと思う。いろんなことが終わっていろんなことが始まった。正しい選択をしたと来年気づけることもあると思うし、もちろん間違った選択もしてきていると思う。それでもいい、前を向いていたいな、と思う。 たしか去年、2015年の目標を「…

明日雨でも大丈夫

ずっと見てくれていた人が、好きだと言ってくれていた人が、居なくなることはよくある。一方的に愛を注ぎ続けるのはつかれちゃうし、それなのにずっと愛していてくれなんて傲慢だし。いやでも、わたしも愛を持っているんだけどね。愛以外なにもあげられない…

トランクの中には四つ葉のクローバー

あんまりしんどいと、ああもう血でも吐けばいいのかな、と思う。ねぇちょっと、そこのおにーさん、わたしのこと殴ってくれないかな。あ、でも一発で仕留めてね、痛いの怖いから。一発で気を失わせてくれ。 車が突っ込んできてわたしを殺してくれたり、隕石で…

夜は待っている

中学一年生のわたしはいじめられていました。学校の下駄箱まで行ったけどアキちゃんが怖くて家まで引き返したらお母さんに怒られた。仕方なく学校へ行ったら今度は先生に怒られた。先生には何度も助けを求めていたのに、結局アキちゃんが転校するまでわたし…

男の子だったら

わたしがもし男の子に生まれていたら、ぜったいに野球をしたいです。甲子園に出るために死ぬほど努力したい。ポジションはどこでもいいです。ベンチでもいい。うそです、ほんとはピッチャーがいいです。一番目立って一番活躍したい。現世では目立つことなく…

愛してるなんて言い訳みたいだね

わたしは本質がメンヘラだとかポエマーだとか言われるものなのか、本当はもっと暗くてジメジメしてる。いつもそう、というわけじゃないし、明るく取り繕って見せたいとも思ってるけど。 でも、取り繕うことができないくらい疲弊しているとき、そんなわたしの…

ゆめのような

「珈琲」 数年前、父が何十年も勤めた会社が倒産した。いきなり職を失った父は何を思ったか店をひらいた。喫茶店。 それまで珈琲はそこまで好きじゃなかった。飲んだとしても牛乳も砂糖もたっぷり入った、ほとんど珈琲の味のしないカフェオレだけだったし、…

空がこんなに青すぎると

今日もよく晴れていた。この前、晴れた空を見るとandymoriの「青い空」を思い出すといったけれど、andymoriは真夏のイメージなのに青い空は夏の青空のイメージじゃない。今みたいな寒くなってきた日の青空こそ「青い空」を聞きたいな、と思う。 ・ 頭のいい…

水平線を低空飛行

「わたし、キャリアウーマンになりたかった。バリバリ働いて自立した女性になりたかったのに、どうしてこうなったかな。」とわたしが言うと、長い付き合いの友達に「お前はキャリアウーマンって感じじゃないよ。もっと自由にのびのび生きるタイプだ。」とい…

女として生きるということ

私はプライドが高い。それはもうめちゃめちゃに高い。だから「女のくせに」とか「女なんだから」とか言われるのをひどく嫌う(そもそもそんなこと言われて嬉しい人なんていないけど)。私はずっと、男に媚び諂う女を馬鹿にしてきた。なに下手に出てんの?と…

長い終わりが始まる

「『終わり出してからが長い』っていいね」「そう?ここはまだ、終わりが始まったばかりなんだよ」「『長い終わりが始まる』って、小説のタイトルにしたいくらいだね」 長い終わりが始まる/山崎ナオコーラ 和を乱す小笠原のことが終始気に食わなかった。私…

嘲笑を食おうか

谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」 中でも好きなのが「祈り」「かなしみ」「宿題」「はる」「ネロ」、写真は「宿題」 あえて陳腐な言い方をするけど、死ぬほど愛している人に教えてもらった本だから、死ぬほど大切にする。 ・ 「透明な過去の駅で 遺失物…

雨は毛布のように

眠るなら、図書館がいい。出来るだけ使い込まれてくたびれている図書館のほうが良い。床は踏みつぶされて固くなった絨毯だと、なお良い。 新品の本が並ぶより、図書館や古本屋などの使い古されたもののほうが安心する。高い本棚と本棚の間、狭い通路で眠りた…

東京

下北沢という街は、あおちゃんのふるさと、という感じがする(実際のふるさとはまた違う場所なのだけど)。 サンドイッチを食べる姫 きえるちゃん しいなちゃん あおちゃん 大好きな人達に会うため東京へ来た。この二日で、どれだけ笑ったか分かんないくらい…

後悔も忘れ物も全部いいよ僕が持っていくから

私はホームページ世代だから、ツイッターやインスタグラムなどのSNSよりはやっぱりブログが好きだ。 今の中高生は、ツイッターのアカウントはいくつも持っているのに、ブログのひとつももったことがないなんて。これが時代かな、なんて思った。 ホームページ…

たとえ鬱が夜更けに目覚めて

私は普段長編小説を好んで読む。短編集は避ける。エッセイには興味を持ってもいなかった。だけど、雛子ちゃんにもらった江國香織のエッセイ「とるにたらないもの」は、今後一生読み続けるだろうな、と思った。雛子ちゃんが好きな言葉には線を引いたこの本。…

別に話はないけれど

暗い昔話をします。 私が精神科に通う前、先輩は私に「もう頑張りすぎるな」と言った。私は「そんなに頑張ってないですよ」と答えた。「このままだと体調を崩す」という言葉に「人間そんな簡単に壊れないもんですよ」と返すと「思ったより人は簡単に駄目にな…

失った夢だけが美しく見えるのは何故

最近読んだ本の話。 西加奈子の「うつくしい人」を読んだ。西加奈子は大好きなあおちゃんのおすすめ。 他人の目を気にしすぎて常に怯えている主人公、それはまるで私みたいだな、と思った。私のお母さんは主人公の性格がむかつく、と言った。あなたはわたし…

夏の眩しさに身も心もやられてしまう

自己満足のブログを始める。はてなブログを選んだのは大好きな雛子ちゃんがやっているから。 私は基本的にミーハーなので流行りものが好きだ。Jリーグは見ないけどワールドカップは見るし、バレーなんて興味ないのに世界バレーになると見る。 だけど色々と…